2018-01-01(Mon)

はじめましてのお客さまへ

ここは、日本で唯一(?)の弁才天専門作家 大和かたるの広報ブログです。

宣伝用4


最新刊「青い袖」!
青い袖縮小表紙
大和かたる主宰の「谷中ミストの会」で目撃された怪異をフィクション化しました。
表紙絵師は、実の目撃者たる西宮ひるこさん。(300円)


宝来文庫の看板小説「東京弁天」も好評頒布中!
(しおり&シリアルナンバー入り限定版は完売しました)

(イラスト:嵐山晶)



【出展情報】
春のイベント出展は終了しました。


【宝来文庫の本 好評頒布中!】
(通販も対応しております。本ブログの「お問合わせメール」から、希望する本のタイトル、あなたのお名前、発送先住所を記入の上、ご注文下さい)

「東京弁天」(900円)
「神社姫の涙」(300円)
「真琴さんの引っ越し」(300円)
「マヤ」(300円)完売しました
「青い袖」(300円)

みんなの不思議体験集(谷中ミストの会レーベル)
「ミスコレ! 2015」(300円)完売しました
「ミスコレ! 2016」(300円)

通販には本代に別途送料がかかります。また、ご入金はゆうちょ銀行となりますのでご了承下さい。
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2017-06-24(Sat)

三毛あんり展 & 片山穣展

今日は六本木の「湘南台マイギャラリー」に絵の展示を観に行きました。

お目当ては、三毛あんりさんの個展「グライアイ」です。
グライアイとは、ギリシャ神話に登場する魔女の三姉妹で、彼女らには目と歯が一つしかなく、三人でそれを共有しています。
彼女らはペルセウスにその目を奪われ、メデューサの居場所を白状させられた挙句に、それを湖に捨てられてしまうのでした。

今回のあんりさんの個展では、このグライアイをモチーフにした作品が展示されています。




さて、あんりさんとの出会いについてです。
五月の文芸イベントの際に「東京弁天」をお買い求め下さったのですが、何で私の本を知ったのですか、とお訊きしたところ、弁才天に関してネットで調べていて、ということでした。
そう云えば、イベント前に私のツイッターをフォローして下さった方がおられました。
画家の方で、そのアイコンの絵があまりにインパクトが強くて、私もその方のお名前はよく憶えていたのです。
ですが、目の前で本人だと知らされて、正直驚いてしまいました。

画家や作家は、その作品によって人々の記憶に残るのが本筋。
あんりさんの絵には、強烈な個性と自己主張がありますから、一度観たら、そう簡単には忘れられません。
今回のグライアイのように、魔女、女神等を描いた絵をもっと観てみたいです。
きっと、自己流解釈による独自の「象徴的な女性像」を楽しませてくれるのではないでしょうか。




あんりさんの絵が追求する「美」とは女性そのもの(肉体的にも、精神的にも)であるように思えます。
そして、それを見ること、見られることに関する絵画的探究にも、ただならぬものを感じるのです。




きっと将来に向かってコアなファンを獲得していかれることでしょう。
今後の活躍が楽しみな若手アーティストさんの一人です。





さて、同じ会場で開催されていた、もう一つの個展。
新潟出身の臈纈染め作家さん、片山穣さんの展示「Complex animals」です。




とにかく色彩が鮮やか。
ご本人曰く、自分のモチーフはあくまで人間で、動物を借りてはいるものの、今回の絵にこめられたモチーフも人間に繋がるとのことでした。
まあ、人間も動物な訳ですから、そこの峻別はそれほど大事ではないのかもしれません。




むしろ、作者の意図や思想を超えて、純粋に絵として、その暖色の使い方に理屈を超えた魅力があり、ファンタスティックな絵柄も相まって、誰もが安心して入り込める幻想世界を創り上げています。




最初は、自分のイベントに立ち寄ってもらった返礼のつもりでしたが、とても見応えのある良い展示でした。
偶然なのかもしれませんが、作風の全く異なる二人の作家さんが同じスペースで展示をされていたこと。
これも相互作用となって、ギャラリーの空間に奥行きを与えていた気がします。



三毛あんり展
「グライアイ」
片山穣
「Complex animals」
は、本日平成29年6月24日(土)から、7月1日まで。
六本木の「Shonandai MY Gallery」にて開催されています。

〒106-0032
東京都港区六本木7-6-5 六本木栄ビル3F
TEL·FAX 03-3403-0103
12:00-19:00(最終日は17:00まで) 

2017-06-11(Sun)

弁天さまと御朱印巡り 第14回「中島弁財天」(東京都)

今日、2017年6月11日は、60日に一度の「己巳の日」。
多くの神社仏閣では、弁天像のご開帳などが行われました。
この「己巳の日」が土曜、日曜にあたるのは稀ですので、今日は丸一日、弁天さま巡礼です。

まずは浅草寺。
ここの弁天堂、いつ行っても扉が閉まってますよね。中には関東三弁天に数えられる老女弁天像が祀られていますので、この法要を本日のメインにして朝から出かけました。

その後は、吉原弁天です。
じつは、今、谷中ミストの会の最新刊「ミスコレ! 2017」を製作中でして、今回、私は吉原弁天さまのエピソードを掲載しますので、ご挨拶を兼ねて……

で、最後はどこにするか。
考えた末、荒川区の中島弁天さまに初参拝することにしました。

というわけで、今回の記事は中島弁天さまの御紹介です。


三ノ輪の商店街、ジョイフル三ノ輪。
いきなり、いい感じの下町ですね。



この商店街が、弁天さまを祀っているのです。
その名も中島弁天。
2012年11月から、弁天さまを商店街の「顔」として前面に出しています。
毎月11日が弁天さまの日なのだとか。



セールもやるのですが、このチラシがまた何とも味わい深いのですよ。



さて、商店街を北に抜けたところに中島弁天さまはおられます。
地元商店街が祀っている…… というと、どこかで新しい像を調達して祀っているのでは、と思いがちですが、中島弁天さまは意外にも歴史が深い。
じつは江戸時代からあるお像です。
かつてこの商店街一帯は武家屋敷であったそうで、その敷地内に弁天池があり、そこに立っていたのだとか。
その後、大正時代にこの地に弁天湯という銭湯が出来まして、行先を失っていた弁天像は、この女湯の脱衣所の庭に住処を移します。
弁天湯はながく続き、都内でも最古の銭湯として有名でしたが、2011年3月11日、東日本大震災の被災がもとで90年の寿命を終え、廃業しました。
その後、商店街が像を引き継ぎ、弁天さまは武家屋敷→銭湯の女湯→商店街の守護神として、第3の人生(神生?)を歩みはじめたのです。
(それまで、銭湯に通う女性しか拝めなかったのが、ようやく庶民の男性にも拝めるようになりました)



間近で見ると、観音さまのようなお顔の、とても美しい弁天さまでした。
琵琶のところに、ちょこんと「あずきキャラメル」の箱がのっているのが可愛らしい。

日本において、弁天さまは最初、鎮護国家の女神として祀られましたが、本当の意味で日本人の心の女神となっていくのは江戸時代くらいから。庶民的で心優しい女神として、民衆信仰が始まってからです。
立派なお寺で、荘厳に祀られる弁天さまももちろん素敵ですが、こんなふうに路傍にたたずむ弁天さまもいいですね。



商店街の和菓子屋さんで、オリジナルのお菓子を見つけました。
「立花家」さんの弁天焼き「さら」。
「さら」はサラスヴァティーの「さら」です。
この「さら」、キャラクターの設定まで作りこまれていまして……
引用してみましょう。

誕 生 日 : 4月8日 弁天池で生まれる。
特    技 : 琵琶。跳べるけど、高い所は苦手……
好きな物  : ヘビ、水
性    格 : 七福神の一人に二度も舟から落とされそうになり「疑心暗鬼」

とくに最後が謎ですが、これはお土産にしないといけませんね!



抹茶、こしあん、練乳の3つの味があって、なかなか美味しいです。

2017-05-06(Sat)

コミティア120

コミティア120、無事に終了しました。

今回は大和かたるのライフワーク、「弁天さまを再びスターダムに!」計画の一環として、<江戸六弁天おみくじ>の無料配布を用意しておりましたので、結構真剣です。
前日夜まで草案の推敲をつづけ、完成後は神棚に祈願した上での出陣となりました。

果たして、結果はいかに??



やっぱり、なかなかお客さん来ません。
12時頃には退屈してふらふらと他のブース見学に出かけます。
すると、イラスト島で、中国チックな神さまイラストを売っているブースが目に入りました。
『弁天さま、いるかな?』
自他ともに認める弁天馬鹿の私ですから、それだけ確認したかったのですが、あまりにマジマジと見ているものだから、ブース主さんらしき女性に話しかけられてしまいました。
でも、日本語ではありません。
もちろん、発言内容も理解できません。

「彼らは台湾から来ました。これらは台湾の神さまのイラストです」
横にいた通訳の若い日本人男性が教えてくれます。
「あの、弁天さま、います?」
この後に及んで、まだ弁天さまのことしか頭にない私。通訳の男性が、質問を彼女に伝えます。
異国のイラストレーター嬢が、「コレです」云わんばかりに一枚の絵を指差しました。

それが、下の絵。



おい、ちょっと待て。
これ、オッサンじゃないか。
ヒゲ生えてっぞ。

何かの間違いじゃないかと通訳氏を通じて抗議しましたが、イラストレーター嬢は、台湾では弁天さまは男だと譲りません。
つまり、そういう事なのでしょう。
台湾では、弁天さまは男。
これ、トリビアですね。

ちなみに、可愛い女神さまもいましたので、「この神さまは?」と訊くと、航海の安全を見守る海の女神、とのこと。
おお、つまり台湾版のイチキシマヒメ(弁天さまと習合された女神)という訳ですね。

何でこういうイラストを描くのか? と質問したら、「台湾の若い人に、自国の神さまにもっと親しんでもらいたい」とのことでした。

あ、この人、同志だ……

オッサン弁天と、台湾版イチキシマヒメ、お買い上げしました。



その後、通訳氏とイラストレーター嬢、二人で私のブースにまで来てくれました。
そして、「東京弁天」が一冊、お嫁入りしました。
日本語は読めない(まだ勉強中)ということでしたが、はじめて自分の本が海を越えて旅立つ訳ですから、私は「ちゃんと台湾に連れて帰ってやって下さい。そして、大事に持ち続けて下さい」と、娘を嫁にやる父親の気持ちでお願いしました。

記念に、こちらが買った台湾神さまの台座にサインを入れてもらいます。



まあ、そんなこんなでブースは騒がしかったのですが、私が休憩に立った時、となりのブースを手伝っていた若い女性が家人に声をかけてきたそうです。
どうやら、自分も興味があるということらしく……

彼女も「東京弁天」を買ってくれました。
聞けば、江ノ島弁天の地元に住む人らしく、昔から江の島神社に親しんでいるとのこと。
つい興奮して、また弁天トークを始めてしまいましたが、ご清聴いただき、本当に有難うございました。
これも何かのご縁と感謝しています。




閉会後、気分が良いので日比谷の「おいしいカレー工房ひつじ屋」で夕食。



「六弁天おみくじ」も無事に配布できました。
明日の文フリ東京でも同じものを配布しますので、ご興味がおありの方はよろしくお願いします。

2017-04-16(Sun)

第3回文学フリマ金沢&金沢観光

かがやき!!
ぜひとも乗ってみたかった北陸新幹線です。



今回は、文学フリマ金沢出展にかこつけてやってきました。



はい、いつもの出品物です。
ウチとしては、看板小説「東京弁天」初の北陸頒布ですから、とにかく1冊でも好いから金沢に置いてもらおうと……
まあ、それくらいのつもりで参加しました。
いつもほど、鼻息も荒くないです。
それというのも、ここんとこ、仕事のストレスと体の不調もあり、軽いスランプに陥っていたのです。
だから、あまり気負うのも止めよう、と。

東京や京都、大阪に比べて、ブース数はかなり少ないです。
委託でない、有人スペースで80強くらい。
お客さんも12時~2時くらいにポツポツ入ってきたものの、後の時間帯は出展者同士でよそのブースでお買い物、という感じでした。
でも、良かったですよ。
まったりと同志の方々と会話も出来ましたし。
こういう文学フリマもアリかも、と素直にそう感じました。



よそさまの本のご紹介。
左2冊は赫玉幸子さんという方の著作です。
ことに左端は、ご本人の大学の卒業論文のリライトということで、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」をモチーフにした天国と地獄論。こういう本が買えるところが、このテのイベントの楽しさですね。



他に、こんなのも……
おとなりのブースのねこ書房さんとか、ブースの前で迷いつつ、お試しで買ってみた「586」さん、あと、初めて和歌の本なども買ってみました。



さて、観光パートです。
金沢といったら、兼六園ですね。



ちょうど桜の時期でもあり、お庭の池が花筏になっているあたりも趣深い。




はじめての兼六園でしたが、さすが日本三名園と云われるだけのことはありました。
今度は違う季節の時に来てみたいです。






個人的にもっとも刺激を受けたのは、この泉鏡花記念館です。
もちろん、有名な作品は読んでいましたし、好きな作家でもあるのですが、もう作品の完成度の高さだけで満足していて、ほとんどそのバイオグラフィーには関心をもっていませんでした。
母をはやくに亡くして、母の面影を追い続けていたことや、ウサギの置物収集家でもあったこと、そして何より、プライベートにおいてお釈迦様の母上、摩耶夫人を生涯の崇拝対象としていて、それも創作に強い影響があったであろうこと。
こんな天才作家と自分を重ねて云うなど、おこがましいにも程がありますが、弁才天を究極の理想、崇拝対象として創作する、そんな自分のスタイルもあっていいんだ、と強く勇気づけられた次第です。



単純ですが、記念館を出た途端に創作意欲がわきおこり、その日のうちに短い原稿も一本仕上げた次第。
今日の記念に、ミュージアムショップで鏡花の名作「草迷宮」の豪華本を買いました。挿画の山本タカトさんの直筆サインも入っており、嬉しかったので、最後のページの裏に、ミュージアムのスタンプまでおしてしまいます。



これはひがし茶屋街にある「志摩」ですね。
ここも良かったです。
古い建物に特有のギシギシ感を楽しみつつ、ゆったりと時間を過ごしました。






さて、今回は鏡花の本だけで充分、お土産物は満足していたのですけど、やはり金沢の郷土玩具も買って帰りたい。
有名な加賀八幡起上りの発祥は、安江八幡宮というところだそうで、ここの社務所まで赴き、一体お買い上げ。



実際にこの玩具を作っているのは、これまた有名な「中島めんや」という郷土玩具工房です。
縁起物の「もちつき兎」と「米食いねずみ」も買ってみました。



職場の環境もかわって、少し疲れていた身でしたが、回復に必要な以上のモノを手にできた旅でした。
金沢、また行きたいです。
それと、文フリでお嫁に行った私の本たちには、北陸の地で、縁の輪を広げていって欲しいなと切に願っています。
プロフィール

宝来

Author:宝来
大和かたるの同居猫
年齢 9歳
性格 へたれ、人見知り
職業 宝来文庫の看板息子

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