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2014-09-16(Tue)

リカちゃんキャッスル 日本橋「ちいさなおみせ」

いきなりの挫折です。
ドールカルチャー展でもらったチラシによれば、たしかに日本橋に「ちいさなおみせ」なるリカちゃん専門店があるのですが、営業は火曜日~日曜日。
昨日、展示会に行ったのが日曜日ですから、今日は月曜日。
そうです。定休日なのです。

でも、月曜って云っても祝日だし、もしかしたら…
ダメ元で電話してみたら、「今日は特別にやってま~す」とのこと。

もう、これはリカちゃんが手ぐすねひいて待ってるってことですよね! そうですよね!




事前に入れていた知識のとおり、ここはタカラ・トミー製ではなく、あくまで「リカちゃんキャッスル」(リカちゃん福島工場)製のドール専門店。
タカラ・トミーの商品は扱っていないようです。え、でも、そもそも「リカちゃんキャッスル」はタカラ・トミーの工場ではないのかしらん。なんで工場&ショップが独立したみたいになっているのでしょうか?

このへん、ちょっと分かりにくいのですが、万年筆でいうと、プラチナ万年筆と中屋の関係みたいになってるのでしょうか。
(分かりにくい例ですみません)

この箱が、「リカちゃんキャッスル」製で、「ちいさなおみせ」限定商品である証し。宝来文庫、昨日、ジェニーさんを連れ帰ったばかりなのに、さらに2体、お迎えしてしまいました。




洋服も小物もそろえてきました…
散財です…

ちなみに日本製というのはドール本体のことで、洋服は中国製。
でも、本体が国産というところが大事なので、ここは気にしないことにします。




宝来文庫に来たリカちゃんです。
福島工場製のなかでも、この「ちいさなおみせ」のみの扱い、「日本橋リカちゃん」。
日本製は、中国製より肌の色が健康的で、顔のつくりも良いです。そもそも、素材が違うようなのですよ。
ちなみにこの日本橋リカちゃんは、髪の毛にカルカネンという素材を使っており、ほかのドールの髪よりもやわらか、なめらか…
お値段は税抜き4500円。ふつうのリカちゃんがお洋服つきで2000円~3000円ですから、ややお高めな設定ですが、他の着せ替え人形がウン万円単位であったりすることを考えれば、安いものだと思います。




昨日、うちに来た、同じくキャッスル製のジェニーさんにもメガネを買ってきました。
わお、いかにも森美術館とか好きそうな、アート系女子…




あと、リカちゃんのお友達シリーズも豊富に取りそろえられておりまして…
お友達の顔を全員見比べたところ、ダントツに好みだったのが、この「もえ」ちゃん。
誰が何と云おうと、宝来文庫はこの娘が一番カワイイと思います!
で、お買い上げしますた…




あと、今日買ったわけではないけれど…
40年来持ち歩いている「レディ・リカ」さんも紹介します。
やはり、新品のコたちと並べると、時代がかっているのが分かりますね。




四人そろって、はい、ポーズ!






(おまけ)
「いいな、楽しそうで…」







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2014-09-15(Mon)

 六本木ヒルズ 「ドール・カルチャー展」

日本人特有の美意識と云われる「Kawaii」。
女性美、少女美はもちろんのこと、動物や小物雑貨など、幅広い対象に向けられる日本人の「カワイイ」観とは?
いま、六本木ヒルズで開催中の「ドール・カルチャー展」(10月19日(日)まで)は、この問いに女の子文化、とくに着せ替え人形の展示で答える楽しいイベントです。

日本の「カワイイ」文化を、草の根の草の根の、そのまた草の根あたりで支えているつもりの宝来文庫。
もちろん、この展示を見逃すわけにはいきません!

(どさくさに紛れて宣伝です。東京都は墨田区にお住まいの中一女神、アヤメさまの大活躍を描く和風ファンタジー、「東京弁天」シリーズ。好評頒布中!)



さて、「ドール・カルチャー展」。
日本で人気の5種類の着せ替え人形が主役となっております。



まずは日本着せ替え人形界の美空ひばり、われらが「リカちゃん」(1967年生)!



お子ちゃまイメージのリカちゃんを補完する、日本ファッションドールの草分け。ちょっと年長さん向け「ジェニー」お姉ちゃん(1968年生)!


次はアメリカ代表、彫りの深い顔立ちにナイスバディ! 
いかにも「レミゴ~」な着せ替え人形のクイーン 「バービー」(1959年生)!



同じくアメリカ代表、実物の写真撮るの忘れていました。ポスター写真でごめんなさい。
目ヂカラ最強。着せ替え人形界のミュータント、アンニュイさが魅力の「ブライス」(1972年生)!!



最後に日本から。耽美でリアルな着せ替え人形のネクスト・ジェネレーション、「ドルフィー」(1999年生)!




いやあ、もう、お人形、お人形、お人形で壮観です。
会場には、各キャラクターのカスタマイズ版もいろいろ展示されているのですが…



個人的には、このコ、ベスト・オブ・カワイイかも。



ヴィンテージの展示も充実です。
真ん中の娘、1970年生の「レディ・リカ」さんではないでしょうか!
じつは、このコ、我が家にも一体おります。



なつかしの文化人形。昔は、どのおウチにも必ず一体はいましたよね。



目があやしいベビードール



「ベルばら」のマリーアントワネットさまです。



アッコちゃんのおままごと用オモチャですね。



おおっと、ついにお出まし!
栄光の初代リカちゃん!
おでこ、広いっす…



さて、上の初代リカちゃんを見てしみじみ思いました。
個人的にはリカちゃん、日本の女の子文化の頂点であると思っております。
大人になった今でも、一体くらいは欲しいな、と思うのですが、今は残念ながら、オール中国製。これでは、購入しようという気になりません。

今回の展示会観賞も、とりあえず日本で作られたリカちゃんをもう一度見たい、という気持ちで来たのですが…

おおかた展示を観終わったころ、場内にワゴンセールみたいなのを発見しました。

『私だけのジェニー(リカちゃん)を作ろう』とあります。
大きく「国産」などと書かれていますが、人形本体は中国で作っているはずなので、衣装が国産ということでしょうか。




無造作に袋詰めされた人形本体から好きなものを選んで…



お洋服も好きなのを選びます。
これらをセットで、税抜き3600円。
まあ、このくらいの値段なら…



宝来文庫、下のチョイスでジェニーちゃんをお持ち帰りしました。



衣装を着せたら、こんな感じです。
なかなか可愛いですね。
「リカちゃんキャッスル・六本木コレクション」というのだそうです。



帰る前に会場内のカフェでスイーツ。



イチゴパフェにマンゴーパフェです。



食べたスイーツのイメージ・ドール(?)のコースターが貰えました!



で、その夜のこと…

お迎えしたジェニーさんの服を(上手く着せられていなかったので)もう一度着せ替えなおしていたら、人形の素体にこんな刻印が…



本当に、日本製だったんだ…
ネットで調べてみますと、こんな事が分かりました。

たしかに、現在、タカラ・トミーが製造・販売している「リカちゃん」、「ジェニー」はほぼ中国製です。
でも国産リカちゃん、じつは福島県田村郡小野町にある工場で、ほそぼそと製造されていたのですよ。
「リカちゃんキャッスル」という、この工場兼テーマパーク。観光地も兼ねているため、おそらくは生産数もそれほど多くはないのでしょう。でも、純・大和撫子なリカちゃんは、今も福島から全国の家庭にお嫁いりしていました。

ただし、普通にお店で売っているものは、まず間違いなく中国製。国産リカちゃんは、ここ福島のテーマパークで買うか、全国へのイベント出店、あるいは「リカちゃんキャッスル」のネット通販で買うしかないようです。

宝来文庫が入手したジェニーは、おそらく「ドール・カルチャー展」という『イベント販売』。
なんか、想定外のラッキーでした。
でも、こうなると、リカちゃんを買っておかなかったことが悔やまれます…




ところが、さらに調べていくと、今年の8月、東京日本橋に「リカちゃんキャッスル」製のドールのみを販売するショップが出来たらしいです。しかも、そこでは、このショップでしか買えない「日本橋リカちゃん」なるドールも扱っているのだとか…

明日、行こう!
もう、そう決めてしまっていた宝来文庫なのでした。

(日本橋リカちゃん篇につづく)





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プロフィール

宝来

Author:宝来
大和かたるの同居猫
年齢 15歳
性格 へたれ、人見知り
職業 宝来文庫の看板息子

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