2020-10-24(Sat)
江ノ島参りとダースベーダー・マスク
久しぶりの江の島参りです。
今年のはじめ、心臓手術を受ける前に、藁をもうがる想いで病気平癒の祈願にいきました。
そのおかげでしょうか。無事に日常に戻ることが出来ました。

本来なら、すぐにお礼参りに行かねばいけないのですが、コロナによる外出自粛やら何やらでのびてしまい、結局、今日になったのです。

神恩感謝
そして、神社内を散策します。
これは「福石」。
江ノ島に来るたび、必ず願掛けしている「お石さま」です。
どんないわれがあるのか、興味のある方はぜひ調べてみて下さい。

ここに杉山検校の像が出来ていました。
杉山検校は現在の鍼治療の土台をつくられた人物です。
この鍼の先生と弁天さまの伝説については、私の小説「東京弁天 ウミネコの涙」でも言及しています。
ぜひ読んでみて下さいね。(宣伝)

今回のお参りでの「はじめて」さん。
偶然、出くわした野良タヌキ。
エサをもらっているのでしょうか……
そこまで人間を警戒しているふうではなかったです。

無事にお参りをすませ、帰途に。
せっかく外に出たのだから、何か美味しいものでも食べたいな……
心も軽いままに、高円寺にも寄ってみることにしました。
あそこなら、非日常的なあれやこれやに手軽に出会えます(私の勝手なイメージ)。
ペルシャ料理の「BOIBOI」に入りました。
美味しいケバブを長粒種のお米とともに。
高円寺の異文化ごった煮な感じ、最高です。

懐かしオモチャの「ゴジラや」さんを覗き見。
思わぬ出会いがありました。
もう随分と昔の話(中2くらいの頃?)、「スターウォーズ帝国の逆襲」の公開直前だったと思います。
雑誌「スターログ」で、映画公開記念にドンポスト社(アメリカ)製のダースヴェーダー・マスクを限定通販してたんです。当時、スターウォーズは今みたく定番化して落ち着いた感じではなくて、まだまだこれから伝説化、大爆発を起こしていく予感のビッグイベントでした。SFやホラーを貪るように見たり、読んだりしていた私はこれが欲しくて欲しくて……
それまで貯金していたお小遣い、全部はたいて買ってしまいました。
アメリカから直輸入。2万5千円。中学生にとっては一大決心の、贅沢すぎるお買い物です。
それ以後、このマスクは、ずっと宝物だったのですよ。社会人になって家を出てからも、実家の部屋に飾っておいて、里帰りのたびに<あのころ>に再会し、見惚れていたのです。なのに、阪神淡路大震災のとき、棚から落下してバッキバキに……
ドンポストのダースベーダー・マスクは、私にとってのトラウマアイテムになってしまいました。
いつか余裕のあるとき、買い直そう…… そう心に決めましたが、もうあれから25年も経ってしまいました。
それで、「ゴジラや」さんでオモチャを漁っていたら、何と当時のと同じ、このダースベーダーマスクを発見!!
ですが、こういう骨董化した玩具は高価…… ううっ、欲しいけど…… 悔しい!!
と血の涙を流していたら、
ん? このマスク、誰かのサインが入っています。 な、なんとか……ミュ、ミュア……
え? もしかしてブライアン・ミュア!?

お店の方に訊いたら、ご本人が来日時にお店に来られたので、商品のダースベーダー・マスクにサインを入れてもらったのだとか。
ブライアン・ミュア。
本物のダースベーダー・コスチュームを製作された方です。
あと「エイリアン」の宇宙船の中に横たわる巨大なスペースジョッキーとか、「レイダース失われた聖櫃」のアーク(聖櫃)とか、「ダーククリスタル」のセット、「ドラゴンスレイヤー」のラストのドラゴンの死骸とかも作ってます。まさに私が最も多感な時期に吸収してきたSF,ファンタジー世界を形にしてきた偉人!!
気付いたら、私は大きな手提げを持って店を出ていました。
40年前、初めてした<大きな買い物>。25年前、震災で失った思春期の<思い出>が、その本物版の作者の署名入りという形で私の元に戻ってきました。
もしかして、弁天さまからの、退院祝い?
家宝にします。

高円寺は高円寺フェス2020の真っただ中でした。
街中が文化祭状態。
いったん買い物モードに移行した私、もう暴走が止まりません。
昭和レトロの雑貨店で、MADE IN CHINAになる前、純粋な日本製だった頃の「モンチッチ」をピックアップ!

次に猫雑貨&ギャラリーの「猫の額」へ。
そこで、<おおやぎ えいこ>さんの変わり種招き猫に遭遇。
夜空を映しだす星空猫と、その下で温泉につかる猫。

背面にも満月を眺める猫の絵。
何とも不思議な感覚の招き猫です。
もちろん、ゲットしました。

新宿より先の中央線、総武線沿線は独特の文化圏ですよね。
夜通し文化祭やってる感じがとても楽しかったです。
また遊びに来よう……

(おまけ)
『お前、いつ破壊して欲しい?』
今年のはじめ、心臓手術を受ける前に、藁をもうがる想いで病気平癒の祈願にいきました。
そのおかげでしょうか。無事に日常に戻ることが出来ました。

本来なら、すぐにお礼参りに行かねばいけないのですが、コロナによる外出自粛やら何やらでのびてしまい、結局、今日になったのです。

神恩感謝
そして、神社内を散策します。
これは「福石」。
江ノ島に来るたび、必ず願掛けしている「お石さま」です。
どんないわれがあるのか、興味のある方はぜひ調べてみて下さい。

ここに杉山検校の像が出来ていました。
杉山検校は現在の鍼治療の土台をつくられた人物です。
この鍼の先生と弁天さまの伝説については、私の小説「東京弁天 ウミネコの涙」でも言及しています。
ぜひ読んでみて下さいね。(宣伝)

今回のお参りでの「はじめて」さん。
偶然、出くわした野良タヌキ。
エサをもらっているのでしょうか……
そこまで人間を警戒しているふうではなかったです。

無事にお参りをすませ、帰途に。
せっかく外に出たのだから、何か美味しいものでも食べたいな……
心も軽いままに、高円寺にも寄ってみることにしました。
あそこなら、非日常的なあれやこれやに手軽に出会えます(私の勝手なイメージ)。
ペルシャ料理の「BOIBOI」に入りました。
美味しいケバブを長粒種のお米とともに。
高円寺の異文化ごった煮な感じ、最高です。

懐かしオモチャの「ゴジラや」さんを覗き見。
思わぬ出会いがありました。
もう随分と昔の話(中2くらいの頃?)、「スターウォーズ帝国の逆襲」の公開直前だったと思います。
雑誌「スターログ」で、映画公開記念にドンポスト社(アメリカ)製のダースヴェーダー・マスクを限定通販してたんです。当時、スターウォーズは今みたく定番化して落ち着いた感じではなくて、まだまだこれから伝説化、大爆発を起こしていく予感のビッグイベントでした。SFやホラーを貪るように見たり、読んだりしていた私はこれが欲しくて欲しくて……
それまで貯金していたお小遣い、全部はたいて買ってしまいました。
アメリカから直輸入。2万5千円。中学生にとっては一大決心の、贅沢すぎるお買い物です。
それ以後、このマスクは、ずっと宝物だったのですよ。社会人になって家を出てからも、実家の部屋に飾っておいて、里帰りのたびに<あのころ>に再会し、見惚れていたのです。なのに、阪神淡路大震災のとき、棚から落下してバッキバキに……
ドンポストのダースベーダー・マスクは、私にとってのトラウマアイテムになってしまいました。
いつか余裕のあるとき、買い直そう…… そう心に決めましたが、もうあれから25年も経ってしまいました。
それで、「ゴジラや」さんでオモチャを漁っていたら、何と当時のと同じ、このダースベーダーマスクを発見!!
ですが、こういう骨董化した玩具は高価…… ううっ、欲しいけど…… 悔しい!!
と血の涙を流していたら、
ん? このマスク、誰かのサインが入っています。 な、なんとか……ミュ、ミュア……
え? もしかしてブライアン・ミュア!?

お店の方に訊いたら、ご本人が来日時にお店に来られたので、商品のダースベーダー・マスクにサインを入れてもらったのだとか。
ブライアン・ミュア。
本物のダースベーダー・コスチュームを製作された方です。
あと「エイリアン」の宇宙船の中に横たわる巨大なスペースジョッキーとか、「レイダース失われた聖櫃」のアーク(聖櫃)とか、「ダーククリスタル」のセット、「ドラゴンスレイヤー」のラストのドラゴンの死骸とかも作ってます。まさに私が最も多感な時期に吸収してきたSF,ファンタジー世界を形にしてきた偉人!!
気付いたら、私は大きな手提げを持って店を出ていました。
40年前、初めてした<大きな買い物>。25年前、震災で失った思春期の<思い出>が、その本物版の作者の署名入りという形で私の元に戻ってきました。
もしかして、弁天さまからの、退院祝い?
家宝にします。

高円寺は高円寺フェス2020の真っただ中でした。
街中が文化祭状態。
いったん買い物モードに移行した私、もう暴走が止まりません。
昭和レトロの雑貨店で、MADE IN CHINAになる前、純粋な日本製だった頃の「モンチッチ」をピックアップ!

次に猫雑貨&ギャラリーの「猫の額」へ。
そこで、<おおやぎ えいこ>さんの変わり種招き猫に遭遇。
夜空を映しだす星空猫と、その下で温泉につかる猫。

背面にも満月を眺める猫の絵。
何とも不思議な感覚の招き猫です。
もちろん、ゲットしました。

新宿より先の中央線、総武線沿線は独特の文化圏ですよね。
夜通し文化祭やってる感じがとても楽しかったです。
また遊びに来よう……

(おまけ)
『お前、いつ破壊して欲しい?』

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