2017-04-16(Sun)

第3回文学フリマ金沢&金沢観光

かがやき!!
ぜひとも乗ってみたかった北陸新幹線です。



今回は、文学フリマ金沢出展にかこつけてやってきました。



はい、いつもの出品物です。
ウチとしては、看板小説「東京弁天」初の北陸頒布ですから、とにかく1冊でも好いから金沢に置いてもらおうと……
まあ、それくらいのつもりで参加しました。
いつもほど、鼻息も荒くないです。
それというのも、ここんとこ、仕事のストレスと体の不調もあり、軽いスランプに陥っていたのです。
だから、あまり気負うのも止めよう、と。

東京や京都、大阪に比べて、ブース数はかなり少ないです。
委託でない、有人スペースで80強くらい。
お客さんも12時~2時くらいにポツポツ入ってきたものの、後の時間帯は出展者同士でよそのブースでお買い物、という感じでした。
でも、良かったですよ。
まったりと同志の方々と会話も出来ましたし。
こういう文学フリマもアリかも、と素直にそう感じました。



よそさまの本のご紹介。
左2冊は赫玉幸子さんという方の著作です。
ことに左端は、ご本人の大学の卒業論文のリライトということで、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」をモチーフにした天国と地獄論。こういう本が買えるところが、このテのイベントの楽しさですね。



他に、こんなのも……
おとなりのブースのねこ書房さんとか、ブースの前で迷いつつ、お試しで買ってみた「586」さん、あと、初めて和歌の本なども買ってみました。



さて、観光パートです。
金沢といったら、兼六園ですね。



ちょうど桜の時期でもあり、お庭の池が花筏になっているあたりも趣深い。




はじめての兼六園でしたが、さすが日本三名園と云われるだけのことはありました。
今度は違う季節の時に来てみたいです。






個人的にもっとも刺激を受けたのは、この泉鏡花記念館です。
もちろん、有名な作品は読んでいましたし、好きな作家でもあるのですが、もう作品の完成度の高さだけで満足していて、ほとんどそのバイオグラフィーには関心をもっていませんでした。
母をはやくに亡くして、母の面影を追い続けていたことや、ウサギの置物収集家でもあったこと、そして何より、プライベートにおいてお釈迦様の母上、摩耶夫人を生涯の崇拝対象としていて、それも創作に強い影響があったであろうこと。
こんな天才作家と自分を重ねて云うなど、おこがましいにも程がありますが、弁才天を究極の理想、崇拝対象として創作する、そんな自分のスタイルもあっていいんだ、と強く勇気づけられた次第です。



単純ですが、記念館を出た途端に創作意欲がわきおこり、その日のうちに短い原稿も一本仕上げた次第。
今日の記念に、ミュージアムショップで鏡花の名作「草迷宮」の豪華本を買いました。挿画の山本タカトさんの直筆サインも入っており、嬉しかったので、最後のページの裏に、ミュージアムのスタンプまでおしてしまいます。



これはひがし茶屋街にある「志摩」ですね。
ここも良かったです。
古い建物に特有のギシギシ感を楽しみつつ、ゆったりと時間を過ごしました。






さて、今回は鏡花の本だけで充分、お土産物は満足していたのですけど、やはり金沢の郷土玩具も買って帰りたい。
有名な加賀八幡起上りの発祥は、安江八幡宮というところだそうで、ここの社務所まで赴き、一体お買い上げ。



実際にこの玩具を作っているのは、これまた有名な「中島めんや」という郷土玩具工房です。
縁起物の「もちつき兎」と「米食いねずみ」も買ってみました。



職場の環境もかわって、少し疲れていた身でしたが、回復に必要な以上のモノを手にできた旅でした。
金沢、また行きたいです。
それと、文フリでお嫁に行った私の本たちには、北陸の地で、縁の輪を広げていって欲しいなと切に願っています。
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2017-02-06(Mon)

大和かたる最新刊「青い袖」

宝来文庫・大和かたるの最新刊「青い袖」をご紹介します。

私の主宰する不思議話愛好会「谷中ミストの会」では、1~2か月に一度集まっては、会員間で自分の身近に起こった怪異の披露をしております。その成果は、年に一度、「ミスコレ!」という機関誌にまとめているのですが、今回は、そのスペシャル版、いえ、変則球とでも云うべき本になります。
つまり、いつものように「体験談」として書くのでなく、それをネタに一本の「創作小説」を完成させたのです。

青い袖縮小表紙

ことの始まりは去年の10月。
例会の途中で、会場内に青い袖の少女がいると云いだす会員がいまして、まあ、そういう事はたまにあるのですけど、それが崇高なくらい愛らしくて、私(大和かたる)にじっと寄り添っていたと云うので、現実世界では有り得ない、この不思議な場面を作品化しておきたいな、と……

科学的に証明できないものを「事実だ」「いや、気のせいだ」と論じることに意味はありません。
それが本当かどうかはあまり重要ではなく、それを体験した(あるいは体験したと感じている)人が、その不思議を心の中でどう位置付け、どんな小箱に仕舞うのか。そこに興味があるからです。

私には、2年前に生活の中で抱えてしまった「事案」がありましたので、目撃された青い袖の娘をそれに絡めてファンタジー化しました。
おそらく、事実のみを書いた場合より、「青い袖」は、私の心の「真」に近いと思っています。
すべて、この世は心の在りようの問題ですので……


「青い袖」は2.12コミティア119で初売り。
1冊300円となります。
なお、表紙絵は、青い袖の娘を目撃した本人に依頼し、当時の印象をそのまま描いてもらいました。


2017-01-22(Sun)

第1回文学フリマ京都、終了しました!

第1回文学フリマ京都、終了しました!

さて、去年の大阪に続く2回目の遠征。大阪では苦戦を強いられましたので、今回は出発前に神頼み。
会場である「みやこめっせ」のすぐそば、平安神宮にお参りしてからの会場入りです。





みやこめっせです。
今回の頒布のイチオシ作品は、ウチの看板「東京弁天」。
そもそも仏神ファンタジーですから、京都で頒布することには、とても意味があります。




でも、やはり苦戦しましたねぇ。
大阪よりは頒布数、若干多めではありましたが……
こういうとき、顔見知りの方と出くわすと、何だか援軍が来てくれたような気分になります。
いつもブースに来てくれる男性が、ウチが出展していることを知らずに通りかかって、お互いに「ええっ、京都まで来てるんですか!?」。
彼、曰く「あー、他にも弁天さんやってるとこあるんだ……と思いましたよ」とのことでした。
いえいえ、弁天さまはウチの登録商標です(ウソ)。




サークル「ぶれーめん」のみおさんからは、こんな差し入れもいただきました。





今回、嬉しかったのは、仏教の女神が好きという男性が「東京弁天」を買って下さり、ブースで弁天談義が出来たこと。
何せネタがネタですから、同志の方と出会えるのはメチャ嬉しいです!!
まあ、頒布数はアレですけど、どの娘も、結構良いトコに嫁いでいけたみたいなので作者としては嬉しいです。




会場を出たら、おお、虹が……
しかも虹の足元ですよ。
これを弁天さまの祝福だと信じ、東京行きの新幹線に乗ったのでした。






(おまけ)

平安神宮の神苑です。
これは素晴らしいですね。
次は、ちゃんと花の季節に行きたいです。





2016-11-23(Wed)

第23回文学フリマ東京、終了しました!

今日、11月23日は、2016年宝来文庫最後の出店イベント「第23回文学フリマ東京」の日なんですけども……
それ以上に、宣伝部長・宝来が家に来てから9年目の記念日でもあります。
我が家では、この日を宝来の誕生日ということにしています。


「毎日毎日、外敵もなく食っちゃ寝、食っちゃ寝。おかげで、こんなダメな顔になりました」



それはさておき、話題としては、やはり東京文フリです。
これまでコミティアに偏重していたイベント出店を、徐々にティア:文フリ=5:5に変えていくため、前回、大阪文フリに出た訳ですが、思わぬ苦戦を強いられ、今度こそはのホームタウン東京での出店です。

場所は、東京流通センター第2展示場。




やはり知り合いの多い東京。
ゆったりと対面頒布に臨めました。




今回の記憶に残る出来事。

大阪文フリで「東京弁天」を買ったお嬢さんが、ブースに来てくれました。彼女からは既に好意的な感想ももらっていたのですが、今日の彼女曰く、「本を部屋に置いていたら、母が読んでしまった。それで『良かった!』と云っていた」とのこと。親娘二代で読んでもらえて、作者として感激のいたりです。

宣伝用に無料立読みサイトを利用して拙作を宣伝していたら、冒頭部分だけなのに、とても好意的なコメントを残してくれた方がいました。お礼も兼ねて、その方のブースにお邪魔したのですが、どうやら不在の様子。でも、その後、すぐに挨拶に来られました。ただ、私が弁才天話のスイッチをオンにしてしまったせいで、長話に付き合わせてしまいましたね。すんません……

アヤメさまの生誕の地といえば、墨田区の鳩の街商店街です。
たまたま、そこに古書店をオープンさせた方がいて、わずかですがお話をさせてもらいました。

そして、何より……
イベント後半、そろそろ売り子にも疲れてきた頃、ブログ仲間のきらちろママさんが会場に来てくれました。
ママさんとのお付き合いは過去記事のとおりですが、今回は、猫雑貨の作家さん、としこさんの猫張り子をお土産に持ってきてくれたのです。
としこさんも、ママさんに勧められた「東京弁天」の読者さま。





宝来文庫が「この張り子、いいですね」と云っていたので、ママさん、としこさんから1個買って持ってきてくれたのです。
ちなみに、としこさんの猫張り子は、底の部分に鎌倉の銭洗い弁天で祈願した五円玉を埋め込んだ福猫仕様!
思わぬところで弁天さまの輪、ですね。
さっそく開封してブースに置き、招き猫になってもらいました。




今回、自分で買い物した本たち。
もう何度も読んでいる信頼のおける作家さんたちの作品に加え、初めて買った方の本もあります。






(おまけ1)

きらちろママさんが下さったプレゼント。
としこさんの猫張り子以外に、宝来のおもちゃもあります。
意図せずして、誕生日のプレゼントをいただけたことになります。




(おまけ2)

「なんだ、こりゃ……」



「この匂い、もしかして……」



「マタタビじゃ~ん♡」



2016-11-20(Sun)

11月23日(水) 文学フリマ東京(D-64)に出展します!

いよいよ、11月23日(水)
第23回文学フリマ東京が開催されます。

宝来文庫としては、2013年11月以来3年ぶりの東京文フリ。そして、本年最後のイベント出展でもあります。
お馴染みさんはもちろんのこと、初めての方もぜひ、よろしくお願いします。

さて、このブログ記事を見て来場される方のために、今回は初めてさま用作品紹介を書きます。


まずは自己紹介を。
宝来文庫は、大和かたるの個人レーベルです。
大和かたるは、七福神の弁天さまを主要モチーフとして創作をつづける、かなりニッチな作家です。
ただ、扱うネタはニッチでも、作品そのものは極力、「面白さ」の最大公約数を意識しておりますので、「フン、オレ、興味ねーや」などと云わずに、まずは1冊手に取っていただきたいと思います。


では、1冊目、看板小説の「東京弁天」(900円)


宝来文庫と云えばコレ、というくらいの看板っぷりです。
何から読んでいいか分からないようでしたら、迷うことなくコレをオススメします。

今さらほとんど神さまなんて降臨して来ないはずの現代。
スカイツリーの御膝元、東京都は墨田区に示現なさった、中学一年生の女神、アヤメさまの物語。
この女神さま、七福神でおなじみの弁才天です。芸術とか学問とか、あと戦勝の神さまですね。
本作では、弁天さまを、地方から夢を追って上京してくる者たちの守護神として描きました。
自分(大和かたる)も、かつてそうであったからで、ほぼ願望に近いかもしれません。
ただ、女神さまは趣味である芸術神以外のお仕事も大変で、人間と同じように結構苦労されてますよってお話です。
神社仏閣巡り、仏像好きの方はもちろん、和風ファンタジー好きの方全般に楽しんでいただけると思います。
(なお、初回限定版として、仏像絵師の嵐山晶さんによるコレクション・フィルムしおりが一枚封入される他、本にはシリアルナンバーが入ります)

「東京弁天」の立ち読みページはコチラ



2冊目は、「神社姫の涙」(300円)


「東京弁天」の番外編です。
劇中の重要なシークエンス、「大晦日の乱」の前日譚として書きました。
江戸時代の文献に残る妖怪・神社姫をモチーフにしています。
もちろん、大和かたる作品ですから、弁天さまも出てきます。
っていうか、弁天さまVS神社姫です。

「神社姫の涙」の立ち読みぺーじはコチラ



3冊目「マヤ」(300円)


宝来文庫の第1回リリース作品です。
前出の作品とはカラーの違う小説で、ちょっとエロチックな香りもする、幻想小説です。
謎の美少女と、孤独な男子高校生。
思春期の記憶とともに、「理想の美少女像」を作品化しました。
今でも、この作品が一番好きという方が時々声をかけて下さるのが、とても嬉しいです。
ちなみに、現在、続編の「ニセモノ乙女の夜」も執筆中。来春刊行予定ですので、予習にどうぞ!

「マヤ」の立ち読みページはコチラ



最後に、谷中ミスト会レーベル「ミスコレ!」(各300円)


大和かたるは、不思議話の愛好会「谷中ミストの会」を主宰しています。
これは、その機関誌。
テレビや本からの受け売りではない、筆者と、その近しい人間に起こったユル~イ不思議話を掲載しています。
アートワーク担当は、「神社姫の涙」の表紙も描いてくれている枝さんです。


それでは、11.23の11:00~17:00、東京流通センター第2展示場(入場無料)でお待ちしております。
東京モノレール「流通センター駅」で下車ですよ。間違って羽田空港まで行かないで下さいね。
当日は、ブース(D-64)でボケッとしていると思います。
本の購入は気に入って下さったらで構いませんので、ぜひ、雑談のお付き合いとかしてもらえれば…… と思います……


プロフィール

宝来

Author:宝来
大和かたるの同居猫
年齢 9歳
性格 へたれ、人見知り
職業 宝来文庫の看板息子

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