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2021-06-05(Sat)

しばわんこの和のおもてなし展


大和も大好きな絵本「しばわんこ」シリーズ、新刊が出ま
した。
その名も「しばわんこの和のおもてなし」。
調べてみたら、しばわんこシリーズ20周年記念展も表参道でやっているみたいです。

しかも、今日が最終日。これは行かなくては……!




そもそも「しばわんこ」との出会いは19年前。
柴犬好きの家人へのプレゼントとして、仕事帰りに買ったのですが、猫好きの自分も夢中になってしまい、以来、新刊が出るたびに欠かさず買いつづけているのです。

この本が<良い感じ>なのは、お作法教室の本に書いてあるような「和」の知識を、柴犬と三毛猫のつつましやかな、でも、小さな感動に満ちた毎日のなかでほんわり、やわらかに紹介しているところです。
ページをめくるたび、「日本に生まれてよかったね~」と感じることができる良著です。
マメ知識自慢のための本でなく、自分が身をおく世界を再発見するための絵本。大人でも子供でも文句なく楽しめます。




「最新刊、さっそく買ってきたな……」



「展示会に持っていったら、作者の川浦先生にサインしてもらえたんだって。大和、めちゃくちゃ喜んでいました」



「川浦先生、つぎのご本も楽しみに待ってます」
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2014-07-29(Tue)

おいらの絵

NEccoSunさんの宝来絵、とうとうお嫁入りしてきました。
本物より本物っぽいと我が家で大評判の作品です。
いま、絵の設置をしています。



オーライ! オーライ!



ちゃんとまっすぐに~



あ、ちょっと曲がった!



しっかりしてよ
もー



「マヤ」と並んで設置完了です!

宝来文庫美術館の完成、見えてきましたよ!


宝来文庫が大好きな「猫の楽園」の絵。NEccoSunさん、憶えてくれていたのですね。
写真をポストカードと一緒に送って下さいました。



おいらの絵と一緒に大事にしますね!




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2012-09-16(Sun)

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」 ティム・バートン監督の色紙

どっかで見た顔だな…
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っていうか、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のジャックさんじゃん!
ジャックさん、何であんたがココに?
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このジャックさん。「ナイトメア…」の原作者、ティム・バートン画伯の直筆です。
なんでそんなモノが宝来文庫にあるかといえば…
映画のプロモートか何かで来日していた、ティム画伯。テレビ番組にゲスト出演していたのです。
その放送中、トークしながらラクガキみたいに描いていた絵が、懸賞で当たってしまったのですよ。
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「色紙にサインがないのが残念!」
お宝鑑定団とかだとそう言われてしまうのでしょうね。
でも、手放す気はないので、そんなの関係ないです。
宝来文庫も尊敬するダークファンタジーの神さま、ティム画伯の生の原稿が、手元にある。
いつも創作の力をお裾わけしてくれてる…
そう思って大切にしています。
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ちなみに、こっちのお人形は色紙のオマケ
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まだ、開封されておりません。
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おまえ、いつブリスターパックから出してもらえるんだろうな…
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でも、最後は仲良く記念撮影。
全員、せいれ~つっ!!
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追記
自分でもよく記憶していなかったので調べてみました。
これはTBSテレビ 王様のブランチ(2006年10月21日放映分)のプレゼント「ティム・バートン監督の直筆サイン色紙」【3名】に応募して当たったものでした。サイン色紙といいつつ、サインが入っていないのは記事のとおり。
この時、ティム画伯は「ナイトメアービフォア・クリスマス 3-D」の公開にあわせて来日していた様子。
しっかし、テレビの懸賞なんてものすごい数の応募があるだろうに、よく3名の当選者の中に入れたものです。
これも何かのご縁、ご縁…









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2012-07-22(Sun)

文秀堂(岩手県) 浄法寺塗の飯碗

宝来文庫愛用のご飯茶わんとお箸です。
岩手の名産、浄法寺塗の漆器ですね。

09
(名誉のために解説しますが、おかずがない訳ではありません)

じつはこの漆器、先週、我が家に帰ってきたばかりです。
しばらく修理に出していたのですよ。

01

去年の3月11日。例の地震のとき、宝来文庫の食器類はかなりの数が壊れてしまいました。
食器棚の扉が開いて、器が落下したのです。
しかも悔しいことに、ほとんど使っていない、どうでもよい食器(景品でもらったのとか)ばかり生き残って、お気に入りだったものから「優先的」に割れて下さいました。

02

で、思ったのですが、瀬戸物や陶器は弱いですね。
その点、木の器は軽いというのもあって、生き残り率、高かったです。
中でも宝来文庫がとても大事にしているこのご飯茶わんは、何か所かチップが入ったのと、若干うるしがかすれた以外は大丈夫でした。

03
(浄法寺塗。写真で見るとそう感じませんが、手に取れば本物感がびしばし伝わります)

この飯椀を買ったのは2010年の夏。それまでも漆器に興味はありましたが、うるしといえば、どうしても輪島塗が頭にあり、装飾の美しさばかりに目がいっていました。
そんな中、たまたま新宿小田急百貨店「全国職人展」でこの飯椀を見たときはガーンとショックを受けたものです。
なんたるシンプル。余計な装飾なし。用の美に徹した、まさに「ザ・器」。
手に取れば軽く、持っていることが気になりません。
これに白米をもったら、白米が最高に美しく見えるだろうな…

出店していたのは岩手の文秀堂というお店でした。店番はご高齢の女性がされていて、宝来文庫が手にしている器は、国産漆だけを使ったものだと説明してくれました。
近頃は安い中国漆が多用(国内シェア95%と聞いたことがあります。本当!?)されており、漆塗りといっても国産漆ではなかったり、仕上げにだけ国産漆を使ったりということが多いようです。その点、下塗りから全部国産漆ということなら愛着もわきます。なにしろ、漆器は英語で「JAPAN」というのです。このカテゴリーくらいは純国産のものを使いたいですよね。

ちなみに浄法寺塗とは、岩手県二戸市浄法寺町地区を中心に生産される漆器です。八世紀前半に天台寺の僧が自家用に作ったのが始まりだとか。
なるほど、お坊さんが使う漆器なのであれば、シンプルなのも当然です。日々の「食」という行為の本質を見据える意味でも、浄法寺塗は最適のアイテムなのかもしれません。
浄法寺塗は八幡平市や盛岡市などで盛んで、有名店といわれる店も多いみたいです。宝来文庫が買った文秀堂さんは奥州市のお店。浄法寺塗よりは藤原氏の栄華を伝える秀衡塗の方が本領なのでしょうが、モノとの出会いは一期一会。宝来文庫が文秀堂さんの浄法寺塗と出会ったということは縁があったということです。迷わず文秀堂さんの器を買いました。
実際、使ってみて…
良いです。すごく良いです。これぞ器。毎日当たり前でとくに感慨もなかった「お米を食べる」ことが楽しみになります。

で…
そんなですから、震災による浄法寺漆器の一部欠損はとても悲しく、2011年の7月、再び小田急に出店されていたあの女性のもとに行ってきました。やはり震災から4カ月しかたっていなかったせいで、かなりお疲れのようでした。事情を言って修理を依頼したのですが、まだまだ東京でも買物自粛というか、ちょっと暗いムードが残っていましたから、催事場にはお客もあまり入っていません。
そういえば、募金とかしてないしな…
考えた末、漆器の留守中用にもうひとつお椀を買わせてもらいました。

04
(こちらは豪華な秀衡塗です)

それで先週、ようやく帰ってきた訳ですよ、修理アップしたお椀。欠けた部分もきれいに直されています。
そして、今年もまた7月になりました。小田急に文秀堂さんがこられるようなので催事場に出向き、去年よりだいぶ元気になられた様子の女性にお礼を言いました。そのまま帰ろうかと思ったのですが、ここまで来ると今年も何か買っていこうと思ってしまいます。

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浄法寺塗でも秀衡塗でもない、別シリーズ「桑の木」。
古来、桑の木の器を使うと長寿につながるという言い伝えがあるらしいです。
これは岩手の風雪に耐えて成長した桑の木を極寒期に伐採し、数年間乾燥させた上で山うるしで仕上げたコーヒーカップ。
何となく童話絵本に出てくるカップのような模様が愛らしいですね。

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和風というだけでなく、欧風にも見えるのが良いです。

08
(また何か買ってきた…)





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2012-04-08(Sun)

深く美しいブルー SUSギャラリー真空チタンカップ「デイドリーム・アクア」

昨日、新宿に映画を見に出た際、ちょっと早めについてしまったので、時間つぶしに伊勢丹の中をうろうろしておりました。6階の催物場で「ものづくりものがたり 日本の手しごと展」なるものをやっています。
別に筆記具・文具系が出ていた訳ではないので、ざざっと歩きすぎようとしていたら、あるブースの前で脚が止まってしまいました。

01

「SUSギャラリー」
新潟県から出店していた、金属製の器を造っている工房でした。
えらくよいお値段のついたコップ類が並んでいます。
普通なら「いやいや、コップひとつにこの値段はありえないでしょ」で済むのですが、宝来文庫の目は通りかかった時点から、パシッとあるコップにロックオン。

04

「デイドリーム・アクア」
チタン製の真空カップです。
うすいチタンの二重構造で、間が真空になっているみたいです。そうなると当然、熱の伝導がおさえられますから、熱いものを入れて手に持っても「アチチ…」はありませんし、夏、冷たい飲み物を入れておいても周囲に結露した水滴がたまってビシャビシャは無いのでしょう。
見た目は打ちっぱなしのコンクリートみたくワイルドですが、手にとればすごく軽くて、医療器具にも使われる素材ですから衛生面も安心なはず…
実際、ぼおっとコップの前に立っていたら、販売員の女性が同じような説明をしてくれました。

しかし、宝来文庫がコップに見惚れていたのは、そういう機能面の話ではありません。
コップの内側の幻想的な色彩に目を奪われてしまったのです。

02

中は青一色でした。
コバルトブルー??
青の洞窟(ブルーグロット)のブルー??
自然現象というか、化学反応みたいな美しいブルー。
何か懐かしい感じがする。この色に対する感覚には既知感があります。

「この内側の色は…?」宝来文庫が質問すると、
「塗料ではありませんよ。実際は色などついていないのです。チタン表面の酸化被膜の厚さをナノレベルで変えていくと、光の反射具合で色が付いているように見えるんです。透明のシャボン玉の表面が、光のあたり具合で七色に見えるのと同じ原理です」女性が答えてくれます。たしかに、手にとって角度を変えてみると微妙に色が変化します。

03

ようやく既知感の正体が分かりました。
これは、宮沢賢治の童話の色彩感覚なんです。
宝来文庫のような文系では絶対出せない、理系ならではの色彩感覚。
それでなくても筆記具で理想の「青」を探求している宝来文庫。食器類で素晴らしい青を見つけてしまいました。

あとは…お値段です。
宝来文庫が目を奪われたのは、「アクア」というカラーなんですが、通常ラインナップ「タイタス・シリーズ」(カタログに記載があるもの)のアクアは色が薄いです。宝来文庫の手の中のアクアはもっともっと青が強くて、訊いてみると、「今回の催事用に特別に作ってみたものです」。
どうやら3個しか用意していないそうで…

05

でも、2.7万円。
コップひとつに2.7万円ですよ。
さすがに…考えました

でもなぜか、この幻想的なブルーのコップ。
今、宝来文庫の文筆机の上にあります。




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撮影中の事故
「きゃー! やめて~!」



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プロフィール

宝来

Author:宝来
大和かたるの同居猫
年齢 15歳
性格 へたれ、人見知り
職業 宝来文庫の看板息子

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