2017-02-06(Mon)
大和かたる最新刊「青い袖」
宝来文庫・大和かたるの最新刊「青い袖」をご紹介します。
私の主宰する不思議話愛好会「谷中ミストの会」では、1~2か月に一度集まっては、会員間で自分の身近に起こった怪異の披露をしております。その成果は、年に一度、「ミスコレ!」という機関誌にまとめているのですが、今回は、そのスペシャル版、いえ、変則球とでも云うべき本になります。
つまり、いつものように「体験談」として書くのでなく、それをネタに一本の「創作小説」を完成させたのです。

ことの始まりは去年の10月。
例会の途中で、会場内に青い袖の少女がいると云いだす会員がいまして、まあ、そういう事はたまにあるのですけど、それが崇高なくらい愛らしくて、私(大和かたる)にじっと寄り添っていたと云うので、現実世界では有り得ない、この不思議な場面を作品化しておきたいな、と……
科学的に証明できないものを「事実だ」「いや、気のせいだ」と論じることに意味はありません。
それが本当かどうかはあまり重要ではなく、それを体験した(あるいは体験したと感じている)人が、その不思議を心の中でどう位置付け、どんな小箱に仕舞うのか。そこに興味があるからです。
私には、2年前に生活の中で抱えてしまった「事案」がありましたので、目撃された青い袖の娘をそれに絡めてファンタジー化しました。
おそらく、事実のみを書いた場合より、「青い袖」は、私の心の「真」に近いと思っています。
すべて、この世は心の在りようの問題ですので……
「青い袖」は2.12コミティア119で初売り。
1冊300円となります。
なお、表紙絵は、青い袖の娘を目撃した本人に依頼し、当時の印象をそのまま描いてもらいました。
私の主宰する不思議話愛好会「谷中ミストの会」では、1~2か月に一度集まっては、会員間で自分の身近に起こった怪異の披露をしております。その成果は、年に一度、「ミスコレ!」という機関誌にまとめているのですが、今回は、そのスペシャル版、いえ、変則球とでも云うべき本になります。
つまり、いつものように「体験談」として書くのでなく、それをネタに一本の「創作小説」を完成させたのです。

ことの始まりは去年の10月。
例会の途中で、会場内に青い袖の少女がいると云いだす会員がいまして、まあ、そういう事はたまにあるのですけど、それが崇高なくらい愛らしくて、私(大和かたる)にじっと寄り添っていたと云うので、現実世界では有り得ない、この不思議な場面を作品化しておきたいな、と……
科学的に証明できないものを「事実だ」「いや、気のせいだ」と論じることに意味はありません。
それが本当かどうかはあまり重要ではなく、それを体験した(あるいは体験したと感じている)人が、その不思議を心の中でどう位置付け、どんな小箱に仕舞うのか。そこに興味があるからです。
私には、2年前に生活の中で抱えてしまった「事案」がありましたので、目撃された青い袖の娘をそれに絡めてファンタジー化しました。
おそらく、事実のみを書いた場合より、「青い袖」は、私の心の「真」に近いと思っています。
すべて、この世は心の在りようの問題ですので……
「青い袖」は2.12コミティア119で初売り。
1冊300円となります。
なお、表紙絵は、青い袖の娘を目撃した本人に依頼し、当時の印象をそのまま描いてもらいました。
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