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2014-11-08(Sat)

ティム・バートンの世界展

六本木ヒルズで開催中の、「ティム・バートンの世界展」
宝来文庫は、初日に行ってきました。
人気があるだろうと予測して、夜の七時以降に行ったのですが、それでも、あんなに人がいっぱいだとは思いませんでした。
行列ですよ、行列…

思えば、ティム画伯との出会いは1993か、1994年。
東京に出てきたばかりの頃でした。
映画「バットマン」「バットマン・リターンズ」でちょっと関心を持っていたので、新作ロードショー「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」に足を運びましたら、ビックリ仰天です。
心から感服、不思議な世界に酔いしれるとともに、自分の創作の方向性にも少なからず影響も受けました。
その後も「シザーハンズ」とか「エドウッド」とか、公開作品はありますけど、いまだ「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」を超える衝撃には出会えていません。




それはおそらく、実写映画作品で微妙に感じる「薄味」感が、この人形アニメには全くないからです。
それは、ティム画伯が「絵」の人だから。
絵の世界を人間が演じると、微妙なコスプレ感が出てしまうのだろう、と考えておったのです。
今回、ティム・バートン展を観てその予測は確信にかわりました。

それにしても、すごい… 天才だ…
人並みはずれた幻視家ぶりもさることながら、絵を量産できる才能が、またすごい!

展示前半の、メモ帖やレストランのナプキンに走り書きしたイラストの大量展示が圧巻です。
この人、一日中、手を動かしている…
一日中何かを描いていて、ずっと頭がフル稼働してる…

ティム画伯、生ける「大規模ファンタジー工場」です。




今さらではありますが… ティム画伯の本領は「不気味さ」なのですよね。
デザイン的に「カワイイ」方向で評価されがちだけど、展示を観てると充分に「えぐい」です。
不思議なのは、この世界観を、本来、ホラー的なものを嫌いそうな人までが絶賛し、大挙して観にきていること。
そして、それを可能にしている「何か」こそ、20年前、宝来文庫が衝撃を受けたものの正体です。

「東京弁天」を書き始めるよりずっと前、宝来文庫は怪奇小説を書いていました。
ムード重視のものではありましたが、やはりジャンル的に生理的嫌悪感、グロテスクなどは入ってしまいますし、ある一定の読者に毛嫌いされることは充分に承知していました。

けれど、ティム画伯はそんな壁を簡単に飛び越えている… というより、そもそも壁すら存在していないのです。
その原理を言葉で説明をするのは、なかなか難しい。
ここはやはり、ご自分の目で確認してもらうしかなさそうです。
本来、嫌悪感を持たれる「内容」を、ナチュラルに、多くの人々に受け入れられる「ビジュアル」に変換してしまう才能。それが作家の個性と云ってしまえばそれまでですが、じっくり見つめて、そこから「何か」を学びとりたいものです。




ちなみに、展示会では映像も多く観ることができます。
30分ものの「ヘンデルとグレーテル」
オール東洋人キャストで、安っぽい演劇みたいな、確信犯的「気持ち悪さ」は何なのでしょう。




アニメ「ステインボーイ」。これも必見ですよ。
(第1話「ステアガール」がお気に入り! 映像ソフト欲しい!)
とても陰気な内容なのに、観ていた女性たちが「カワイイ」を連呼していた…
これはデザインという「洋服」で本質を見えなくしているだけなのか、そもそも、本質部分に「カワイイ」が潜んでいるからなのか…
いやはや、素晴らしい展示会でした。




久しぶりに「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」が観たくなりました。
さっそく、ブルーレイ版を購入。
以前持っていたDVDより格段に画質がいいです。

いま観ても、全く感動は変わりませんでした。
若いころと感想が変わったのは、ジャックの芸術家としての苦悩をより明確に感じたことくらいでしょうか。
20代のころは、とにかく「絵」にやられましたから。
サリーがつぎはぎだらけなのに、どうしてあんなに愛らしく見えるのか、とか…




展示会場から出たら、モヤがかかって、「首なし」になっている東京タワー。
(スリーピー・ホロウー?)




ちなみに、ティム画伯への思い入れの強い宝来文庫でありますが、その理由の一つとして、こんな事もあるのです…
ティム画伯の過去記事へジャンプ!




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Author:宝来
大和かたるの同居猫
年齢 9歳
性格 へたれ、人見知り
職業 宝来文庫の看板息子

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