2016-01-11(Mon)

THE銭湯富士 丸山清人 個展

お風呂屋さんの壁に描いてある「絵」といえば?

そう尋ねられれば、ほとんどの人が「富士山!」と答えることでしょう。
でも、あなたが最後に「富士絵」の本物を見たのはいつですか?
と尋ねたら、かなり昔の記憶をたどることになるのではないでしょうか。

宝来文庫も、毎日銭湯に通っていたのは3~5歳くらいの時。ちょうど、下町の祖母の家に預けられていた頃です。
足がつかなくて銭湯で溺れかけた記憶もありますし、祖母より早くあがってぼーっとしていたら、怖そうな職人のおじさんにマミーを奢ってもらったこともあります。
みんな、懐かしい昭和の思い出ですね。

今日は、この銭湯につきものの「富士絵」を描くペンキ絵師、丸山 清人さんの個展に行ってきました。

場所は中野。こういうサブカルチャー的なものを扱う殿堂、中野ブロードウエイです。



4階にあるギャラリー「リトルハイ」が個展の会場。



「THE銭湯富士 ~伝説の背景画絵師~ 丸山清人 個展」
ちなみに、銭湯の富士絵を描くペンキ絵師は、現在、日本に2人しかおられません。
一人が福島出身の中島盛夫さん(1945年生)で、もう一人が丸山 清人さん(1935年生)。
つまり、丸山さんは日本最高齢の銭湯絵師ということになります。



おお、あるはあるは富士山のペンキ絵!!
いわゆるお芸術ではありません。普通の人が、毎日普通に見ていた昭和の「やすらぎのイコン」。
でも、お風呂屋さんの壁をそのまま展示するわけにはいきませんから、ここでは額装されたミニチュア富士絵が飾られています。

富士絵が評価されるってのは、最近、よく云われるクール・ジャパンの流れでしょうか。
実際、外国人や20代の若い男性などが次々に購入していました。
(値段も、小・中サイズなら1万円前後です)



宝来文庫も一枚、買いましたよ。
もっと銭湯っぽい、入り江や松の木の描かれたものがいいかな、と思ったのですが、この絵の静けさも良いかな、と……
「これは、河口湖をイメージして描いたんだよ」
作者ご本人が教えて下さいました。

それにしても、40年前なら、銭湯の富士絵の展覧会があるなんて、思いもしなかったでしょう。
何が評価されていくのか、それは誰にも分からないのです。




「THE銭湯富士 ~伝説の背景画絵師~ 丸山清人 個展」
中野ブロードウエイ4階「リトルハイ」
2016年1月8日(金)~1月18日(月)
12:00~19:00(最終日は17:00まで)
水曜休廊





「おいらの富士額も拝んでおくれよ」

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プロフィール

宝来

Author:宝来
大和かたるの同居猫
年齢 9歳
性格 へたれ、人見知り
職業 宝来文庫の看板息子

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