2017-06-11(Sun)

弁天さまと御朱印巡り 第14回「中島弁財天」(東京都)

今日、2017年6月11日は、60日に一度の「己巳の日」。
多くの神社仏閣では、弁天像のご開帳などが行われました。
この「己巳の日」が土曜、日曜にあたるのは稀ですので、今日は丸一日、弁天さま巡礼です。

まずは浅草寺。
ここの弁天堂、いつ行っても扉が閉まってますよね。中には関東三弁天に数えられる老女弁天像が祀られていますので、この法要を本日のメインにして朝から出かけました。

その後は、吉原弁天です。
じつは、今、谷中ミストの会の最新刊「ミスコレ! 2017」を製作中でして、今回、私は吉原弁天さまのエピソードを掲載しますので、ご挨拶を兼ねて……

で、最後はどこにするか。
考えた末、荒川区の中島弁天さまに初参拝することにしました。

というわけで、今回の記事は中島弁天さまの御紹介です。


三ノ輪の商店街、ジョイフル三ノ輪。
いきなり、いい感じの下町ですね。



この商店街が、弁天さまを祀っているのです。
その名も中島弁天。
2012年11月から、弁天さまを商店街の「顔」として前面に出しています。
毎月11日が弁天さまの日なのだとか。



セールもやるのですが、このチラシがまた何とも味わい深いのですよ。



さて、商店街を北に抜けたところに中島弁天さまはおられます。
地元商店街が祀っている…… というと、どこかで新しい像を調達して祀っているのでは、と思いがちですが、中島弁天さまは意外にも歴史が深い。
じつは江戸時代からあるお像です。
かつてこの商店街一帯は武家屋敷であったそうで、その敷地内に弁天池があり、そこに立っていたのだとか。
その後、大正時代にこの地に弁天湯という銭湯が出来まして、行先を失っていた弁天像は、この女湯の脱衣所の庭に住処を移します。
弁天湯はながく続き、都内でも最古の銭湯として有名でしたが、2011年3月11日、東日本大震災の被災がもとで90年の寿命を終え、廃業しました。
その後、商店街が像を引き継ぎ、弁天さまは武家屋敷→銭湯の女湯→商店街の守護神として、第3の人生(神生?)を歩みはじめたのです。
(それまで、銭湯に通う女性しか拝めなかったのが、ようやく庶民の男性にも拝めるようになりました)



間近で見ると、観音さまのようなお顔の、とても美しい弁天さまでした。
琵琶のところに、ちょこんと「あずきキャラメル」の箱がのっているのが可愛らしい。

日本において、弁天さまは最初、鎮護国家の女神として祀られましたが、本当の意味で日本人の心の女神となっていくのは江戸時代くらいから。庶民的で心優しい女神として、民衆信仰が始まってからです。
立派なお寺で、荘厳に祀られる弁天さまももちろん素敵ですが、こんなふうに路傍にたたずむ弁天さまもいいですね。



商店街の和菓子屋さんで、オリジナルのお菓子を見つけました。
「立花家」さんの弁天焼き「さら」。
「さら」はサラスヴァティーの「さら」です。
この「さら」、キャラクターの設定まで作りこまれていまして……
引用してみましょう。

誕 生 日 : 4月8日 弁天池で生まれる。
特    技 : 琵琶。跳べるけど、高い所は苦手……
好きな物  : ヘビ、水
性    格 : 七福神の一人に二度も舟から落とされそうになり「疑心暗鬼」

とくに最後が謎ですが、これはお土産にしないといけませんね!



抹茶、こしあん、練乳の3つの味があって、なかなか美味しいです。

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プロフィール

宝来

Author:宝来
大和かたるの同居猫
年齢 9歳
性格 へたれ、人見知り
職業 宝来文庫の看板息子

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