2012-12-16(Sun)
水口婉子・作 「巳 弁財天のおつかい巳」 (古布ちりめん飾り物)
今日も銀座、行ってきました。
昨日、見つけた「あるモノ」を入手するためです。

場所は銀座・松屋。
昨日、来年の干支置物がずらりと並ぶ売り場を歩いていて、宝来文庫は思いました。
ヘビばっかじゃん!!(当たり前)
納得がいきません。
巳年、いや、白ヘビ年ですよ。白ヘビといえば、弁天さまでしょう。どうして置物はヘビ単品なのでしょうか。
天界のアイドル・弁天さまを創作モチーフとする宝来文庫にとって、白ヘビばかりがフィーチャーされた干支商法はどうも納得いきません。
まあ、そんな感じでデパート内を歩いていたら、7階和の座ステージで、水口婉子さんという方の「平和と希望ある巳年の春迎え」なる展示販売が催されていました。

古布ちりめんで作ったツルや羽子板、縁起物などの飾り物がずらりと並んでいます。
見るともなしに展示に目をやりますと…
おおっ! 中央ステージに、二柱の弁天さまが鎮座されているではないですか。

(弁天シスターズ。結局、宝来文庫が選んだのは左の弁天さま)
いきなり、がぶりつきです。
ただ、「古布ちりめんの飾り物」というジャンルに馴染みがないせいで、迷ってしまいます。
考えた末、持ち合わせが少なかったというのもあって断念しました。
ところが一晩たっても、「うーん、12年に一度の巳の年なのに、弁天さまをゲットしないのは間違ってる。ファンとして間違ってる」との想いが消えず、ふたたびヘソクリ持ってやってきました、銀座松屋。
あ、よかった。弁天シスターズ、まだ売れてません。
シスターズをよーく見比べ、好みの弁天さまを見定めて、一柱、お迎えしました。

うちに来た弁天さまです。
ちなみに作者の水口婉子さんは、古布ちりめんの世界では著名な方で、飾り物の創作のほか、何冊も本を出されています。
会場に娘さんがいらっしゃったので、作品について解説していただきました。

明治時代ころの江戸古布(一部、昭和初期の布もあり)で出来ているそうです。ふわふわ宙を浮かんでいる羽衣は、同じ古布でも僧侶の袈裟を使っているのだとか。(仏教の女神さまですからね)
一方で一番下のヒモだけは、伝統工芸品・伊賀くみひもの新品が使われています。新年を祝う飾り物でもあるわけですから、ま新しいヒモで「古の素材」をしばる演出はとても良いと思います。
なんとすばらしい素材チョイス!!
(あと、袖(?)部分の模様がタツノオトシゴなので、宝物のサンゴとあいまって、竜宮の乙姫さまにも見えますよね)
おひなさまみたいに上品なこの女神像から、日本女性が脈々と受け継いできた「和」の技法が香ります。
宝来文庫はいま、「猫と弁天」の続編を執筆中(注:のちに「アヤメさま、宝船に乗る」として完成しました)ですが、その応援にかけつけてきてくれたのだと思って、この弁天さま、コレクション棚の最上段に殿堂入りしました。

宝来「あの、さすがにカプッはまずいですよね…」
弁天さま「あたりまえです(怒)」
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昨日、見つけた「あるモノ」を入手するためです。

場所は銀座・松屋。
昨日、来年の干支置物がずらりと並ぶ売り場を歩いていて、宝来文庫は思いました。
ヘビばっかじゃん!!(当たり前)
納得がいきません。
巳年、いや、白ヘビ年ですよ。白ヘビといえば、弁天さまでしょう。どうして置物はヘビ単品なのでしょうか。
天界のアイドル・弁天さまを創作モチーフとする宝来文庫にとって、白ヘビばかりがフィーチャーされた干支商法はどうも納得いきません。
まあ、そんな感じでデパート内を歩いていたら、7階和の座ステージで、水口婉子さんという方の「平和と希望ある巳年の春迎え」なる展示販売が催されていました。

古布ちりめんで作ったツルや羽子板、縁起物などの飾り物がずらりと並んでいます。
見るともなしに展示に目をやりますと…
おおっ! 中央ステージに、二柱の弁天さまが鎮座されているではないですか。

(弁天シスターズ。結局、宝来文庫が選んだのは左の弁天さま)
いきなり、がぶりつきです。
ただ、「古布ちりめんの飾り物」というジャンルに馴染みがないせいで、迷ってしまいます。
考えた末、持ち合わせが少なかったというのもあって断念しました。
ところが一晩たっても、「うーん、12年に一度の巳の年なのに、弁天さまをゲットしないのは間違ってる。ファンとして間違ってる」との想いが消えず、ふたたびヘソクリ持ってやってきました、銀座松屋。
あ、よかった。弁天シスターズ、まだ売れてません。
シスターズをよーく見比べ、好みの弁天さまを見定めて、一柱、お迎えしました。

うちに来た弁天さまです。
ちなみに作者の水口婉子さんは、古布ちりめんの世界では著名な方で、飾り物の創作のほか、何冊も本を出されています。
会場に娘さんがいらっしゃったので、作品について解説していただきました。

明治時代ころの江戸古布(一部、昭和初期の布もあり)で出来ているそうです。ふわふわ宙を浮かんでいる羽衣は、同じ古布でも僧侶の袈裟を使っているのだとか。(仏教の女神さまですからね)
一方で一番下のヒモだけは、伝統工芸品・伊賀くみひもの新品が使われています。新年を祝う飾り物でもあるわけですから、ま新しいヒモで「古の素材」をしばる演出はとても良いと思います。
なんとすばらしい素材チョイス!!
(あと、袖(?)部分の模様がタツノオトシゴなので、宝物のサンゴとあいまって、竜宮の乙姫さまにも見えますよね)
おひなさまみたいに上品なこの女神像から、日本女性が脈々と受け継いできた「和」の技法が香ります。
宝来文庫はいま、「猫と弁天」の続編を執筆中(注:のちに「アヤメさま、宝船に乗る」として完成しました)ですが、その応援にかけつけてきてくれたのだと思って、この弁天さま、コレクション棚の最上段に殿堂入りしました。

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